含まれていた微生物のDNAを分析し

約40億年前の地球では、地下のマントルを構成するかんらん石と水が反応し、微生物の栄養源となる水素などが発生したと考えられている。しかし、こうした環境は強いアルカリ性で、呼吸に必要な酸素なども乏しいため、生命がどのように誕生し、進化してきたかは謎のままだ。

 http://www.rokyu.net/bbs_nandemo_read17788.html http://gamers.mysns.jp/p/eryretu海洋機構高知コア研究所(高知県南国市)の鈴木志野特任主任研究員らは、米カリフォルニア州のかんらん石が多い地層で、地下深部から湧き出る水を採取。含まれていた微生物のDNAを分析し、79種類の全遺伝情報(ゲノム)を得た。

http://www.otoku47.com/author/eryretu/ http://paris.jimomo.jp/user/public.html?id=16036  このうちOD1と呼ばれる細菌の仲間は、ゲノムのサイズが大腸菌の約10分の1と小さく、多くの生物が持つ呼吸や代謝、ATPと呼ばれるエネルギー産生の仕組みなどに関する遺伝子がなかった。採取した湧水はアルカリ性が強いなど微生物には過酷な環境だったが、OD1は湧水に含まれる細かなかんらん石の表面に付着して生息していた。